12月6日の日本株
12月6日の日本株は、寄り付き後から下げ幅を広げ、日経平均株価は一時39000円を割り込みました。終値は前日比304円43銭安の39091円17銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。
値上がり銘柄1678に対し値下がり銘柄2271とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は33、年初来安値更新銘柄は37でした。
ADA指数は38.2%となり、前日の48.1%から低下しました。保有株のうち株価下落で移動平均線を割り込むものが相次いだため、それらを売却ないしヘッジ空売りしたことによります。
安いときにある程度の買い仕込みが必要か
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄、年初来安値更新銘柄ともほぼ同数生じていて、引き続き強い銘柄と弱い銘柄が混在する二極化相場となっています。
また、日経平均株価やTOPIXは9月以降横ばい相場が継続していて、方向感の乏しい状況となっています。
本来であれば、日経平均株価やTOPIXが横ばい相場の上限を上に抜けたところで買い仕込むのがセオリーなのですが、現状は、横ばい相場を上に抜けたと思ったら結局は頭打ちで下落に転じて再び横ばい相場に戻ってしまう、という可能性も高いと思われます。
また、横ばい相場では日経平均株価が25日移動平均線を超えてから買い仕込むと、その後株価が頭打ちになってしまい、高値掴みにつながってしまいます。
したがって、日経平均株価が25日移動平均線を下回っている状況だったり、大きく下落する日に、上昇トレンドとなっている強い銘柄をある程度買い仕込んでおくことが望ましいです。そうしておけば、いつ横ばい相場から上に抜けても、ある程度の買いポジションは保有できますし、上抜けたと思ったらすぐ頭打ちになったとしても、上抜け前の安い株価で買えているため損失を抑えることができます。
その上で、株価全体が上昇基調となったら追加で購入してポジションを増やしていくのが良いのではないかと思います。
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