10月23日の日本株
10月23日の日本株は、後場に入り下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比307円10銭安の38104円86銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。
値上がり銘柄1009に対し値下がり銘柄3009と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は7、年初来安値更新銘柄は23でした。
ADA指数は2.8%となり、前日の15.6%から低下しました。保有株が下降トレンドに転じるものが多く、それらを売却したことなどによるものです。
円安進行に関わらず株安に
個別銘柄をみると、全体の4分の3ほどの銘柄が下降トレンドになっていて、東証プライム銘柄は80%ほど、東証グロース銘柄は83%ほどが下降トレンドになっています。
日経平均株価は25日移動平均線を割り込んだばかりですが、実態はかなりひどい下げ相場になっています。
また昨晩はドルー円相場が一時3か月ぶりに153円台をつけましたが、その時の日経平均先物は、23日の終値より下落していました。通常、円安に振れると日経平均株価は上昇します。アメリカ株もそれほど下がっていないにもかかわらず、円安が急速に進行したにもかかわらず日経平均先物が下落するというのはあまり考えづらく、何か水面下で悪材料が隠れているのではないかと不安を感じます。
それでも、ルール通り移動平均線割れで保有株は売却、としておけば、仮にここから大きな下落となったとしても大きな損失は防げます。中途半端な株価位置で買うよりも、逆に大きな下落を待ってからできるだけ安く買うようにした方が、利益を得られる可能性は高いと思っています。
ひとまずは衆議院選挙、そしてアメリカ大統領選挙が終わってからの株価の方向性を確認したいところです。そこで反転上昇すれば再び買いを検討することになると思います。
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