10月18日の日本株
10月18日の日本株は、寄り付き高く始まったもののその後は売りに押される展開となり、日経平均株価の終値は前日比70円56銭高の38971円75銭でした。
TOPIXは小幅高、東証グロース市場250指数は下落しました。
値上がり銘柄1771に対し値下がり銘柄2118とやや値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は29、年初来安値更新銘柄は9でした。
ADA指数は30.2%となり、前日の32.8%から低下しました。株価下落により移動平均線を割り込んだ保有株を売却したことなどによるものです。
個別銘柄は弱いものが多い
個別銘柄をみると、25日移動平均線を超えている銘柄数が日々減少、逆に25日移動平均線を割り込んでいる銘柄数が日々増加していて、全体で見れば6割ほどの銘柄が25日移動平均線割れになっています。
プライム銘柄はほぼ半々なのですが、グロース銘柄に限れば、7割の銘柄が25日移動平均線割れになっていて、プライム市場の大型株が強く、小型成長株は売られ続けているという構図になっています。
総選挙までは高いというアノマリーはあくまでも日経平均株価についてであり、もしこのアノマリーを維持するために日経平均株価を上げさせたいという力があっても、日経平均株価採用銘柄のみにしか買いが入りませんから、それから外れている大部分の銘柄の上昇は期待できません。逆に売り物に押されて下がってしまうケースの方が多いです。
引き続き、高値更新銘柄や、チャート形状が右肩上がり銘柄を保有し、新規買いはそれらの銘柄の押し目買いに徹し、弱い銘柄には手を出さないようにするのがよいのではないでしょうか。衆議院選挙後に株価が明確な方向性を出すことに期待します。
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