10月7日の日本株
10月7日の日本株は、寄り付きから大きく上昇し、引けにかけて上値を伸ばしたものの、引け間際に急速に値を消す形となり、日経平均株価の終値は先週末比697円12銭高の39332円74銭でした。
TOPIXも大幅上昇、東証グロース市場250指数は小幅上昇にとどまりました。
値上がり銘柄2654に対し値下がり銘柄1365と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は80、年初来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は54.6%となり、前日の52.1%からやや上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いや、保有銘柄のヘッジ空売りの買戻しなどを行ったことによるものです。
上昇トレンド銘柄は増加しているが
個別銘柄をみると、リクルートホールディングス(6098)、タカラトミー(7867)、三井倉庫ホールディングス(9302)、バリューHR(6078)、サンリオ(8136)などが高値更新となるなど、強い銘柄も目立っています。
ただ、日経平均株価が大幅高となっている割には、3分の1の銘柄が下落しています。特に東証グロース市場250指数がほとんど上昇していないことからわかる通り、小型成長株はかなり弱く感じます。
アメリカの金利が上昇傾向にあり、為替レートも円安傾向にあるため、成長株には逆風となっている一方で、東証プライム市場銘柄は全体の4分の3ほどが上昇トレンドとなっています。
円安傾向が続く限りは、この動きは継続すると見ておいた方が良いと思います。
個人的には、かなり割安になった成長株には期待していますので、再び上昇に転じて買いのチャンスが到来するタイミングを見計らっていこうと思います。
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