9月24日の日本株

3連休明け9月24日の日本株は、寄り付き大きく上昇した後は売り物に押され、上値の重い展開となりました。日経平均株価の終値は先週末比216円68銭高の37940円59銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、東証グロース市場250指数は下落しました。

値上がり銘柄2061に対し値下がり銘柄1954と拮抗、年初来高値更新銘柄は52、年初来安値更新銘柄は3でした。

ADA指数は39.6％となり、先週末の40.1％から少し低下しました。新規購入の銘柄もありますが、値下がりして売却となった銘柄もあり、トータルしてほぼ変わらずのポジション量となっています。

25日移動平均線超え後の強さに期待

個別銘柄をみると、IHI（7013）、富士通（6702）、タカラトミー（7867）、サンリオ（8136）が高値更新となるなど、強い銘柄もありますが、トータルすれば上昇トレンド銘柄がやや多いといった状況で、上昇トレンド銘柄の増加はここ数日ストップしています。

日経平均株価は25日移動平均線を明確に超えたものの24日はかなり伸び悩むなど、ここからの上値追いにやや懸念が感じられる動きとなりました。
結局はドルー円相場と、アメリカ株に引っ張られるのが日本株ですので、あまり先行きを決めつけることなく、株価の動きに沿って自然体で臨みたいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。