8月27日の日本株

8月27日の日本株は、前場は軟調だったものの後場に入り上昇し、日経平均株価の終値は前日比178円40銭高の38288円62銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も上昇しました。

値上がり銘柄3070に対し値下がり銘柄979と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は74、年初来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は31.8％となり、前日の25.1％から上昇しました。グロース株中心に上昇トレンド銘柄をやや多めに買いました。26日の東証グロース市場250指数の大幅上昇の流れが今後も続くことを期待しました。

上昇トレンド銘柄が6割に達する

個別銘柄をみると、ZOZO（3092）、GENDA（9166）などが高値更新となっているほか、上昇トレンド銘柄もかなり増加していて、全体では6割に達しています。また、グロース市場銘柄の25日移動平均線超え銘柄の数が急増していて、アメリカの利下げとともに成長株へ本格的に資金が回ることを期待しています。

一方、例年9月はマーケットが弱いことが多く、確かに足元ではかなり強い動きではあるものの、ここで全力で買っていくのはかなりリスクが高いです。
ここからの調整局面での押し目買いも意識しながら、あまりポジションを膨らませすぎないようにするのが安全です。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。