7月30日の日本株
7月30日の日本株は、寄り付き安く始まり、前場は軟調でしたが、後場に入り切り返して日経平均株価はプラス引けとなりました。日経平均株価の終値は前日比57円32銭高の38525円95銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数は下落しました。
値上がり銘柄1285に対し値下がり銘柄2738と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は29、年初来安値更新銘柄も29でした。
ADA指数は6.3%となり、前日の5.9%とほぼ変わらずでした。多少の銘柄入れ替えはあったものの、ポジションは引き続き大きくならないようにしています。
頭打ちの銘柄も目立つ
個別銘柄をみると、25日移動平均線を割り込んだ銘柄が300に達しており、前日の大幅上昇ですでに頭打ちになっているものも散見されます。
日経平均株価は一旦の底打ちの可能性が高まっていますが、それは必ずしも個別銘柄にも当てはまるわけではなく、やはり強い銘柄と弱い銘柄が混在しています。
そして、弱い銘柄は引き続き弱い動きになることが多く、強い銘柄は引き続き強い動きになりやすいので、反発時は25日移動平均線を割り込まなかった銘柄や、一瞬割り込んだもののすぐ回復した銘柄を中心に買っていく予定です。
決算発表で、下降トレンド銘柄が一気に反発するようなケースもありますが、そうならず下げ続けるケースの方が多いので、上昇トレンド銘柄のみを投資対象としていきます。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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