７月３日の日本株

７月３日の日本株は、寄り付きから高く始まりその後もじり高の展開となりました。日経平均株価の終値は前日比５０６円０７銭高の４０５８０円７６銭でした。
TOPIX、東証グロース市場２５０指数も上昇しました。

値上がり銘柄２３２３に対し値下がり銘柄１６５５と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は１０９、年初来安値更新銘柄は６でした。

ADA指数は６８．４％となり、前日の６７．４％から少し上昇しました。TOPIXが高値更新を続ける中、弱気になる要素がないのでフルポジションに近い金額を投入しています。

上昇の大きな銘柄は徐々に利食いも

個別銘柄をみると、日本電気（６７０１）、富士通（６７０２）、三菱重工業（７０１１）、川崎重工業（７０１２）、IHI（７０１３）、名村造船所（７０１４）、オリックス（８５９１）など引き続きプライム市場の大型株を中心に高値更新となるものが目立ちました。

ただ、上がるものはどこまでも上がるという感じで、移動平均線からの乖離も大きくなっていて、過熱感が高まっている銘柄もあります。個人的には、そのような銘柄については、いったん天井を付けて移動平均線割れになってから売却すると利益がかなり小さくなる恐れがあるため、上昇途中で一部を少しずつ売却しています。

ベストな売り時で常に売ることはできませんから、大きく上昇したものについては適宜利食い売りを入れながらも、上昇についていきたいと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。