4月23日の日本株
4月23日の日本株は、寄り付き高く始まった後は上値の重い展開となり、日経平均株価の終値は前日比113円55銭高の37552円16銭でした。
TOPIXは小幅高、東証グロース市場250指数は小幅安となりました。
値上がり銘柄2503に対し値下がり銘柄1492と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は43、年初来安値更新銘柄は17でした。
ADA指数は31.4%となり、前日の29.0%から少し上昇しました。上昇トレンドの銘柄の継続保有のほか、25日移動平均線超えとなった銘柄のヘッジ売りを外したりしました。
狙うなら強い銘柄の切り返しか
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄もそれほどおおくないですが、年初来安値更新銘柄もだいぶ少なくなっており、ひとまず下げ止まりからの反発をうかがう形となります。
このとき、大きく下げた銘柄のリバウンド狙いも1つですが、こちらはピンポイントに下落からの反発のタイミングを見極めなければならず、やってみれば分かりますがかなり難しいです。
また、大きく下げたということは売りたい投資家が多かったということですから、反発時の上昇も意外と弱く終わってしまう可能性も高いです。
したがって、上昇トレンドが継続していて、今回の下落で移動平均線を割ったがすぐに切り返して再び移動平均線を超えてくるような銘柄、もしくは移動平均線を割り込まず推移している銘柄の切り返しの方が安全だと考えます。例えば商社株や銀行株などが該当します。
下手に大きく下がった銘柄のリバウンドを狙うよりも、下落局面でもあまり下がらなかった銘柄の押し目や切り返しを狙う方が得策だと思います。
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