4月16日の日本株
4月16日の日本株は、寄り付きから大きく下落し、日経平均株価の下げ幅が一時900円超となりました。終値も前日比761円60銭安の38471円20銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も大幅下落となりました。
値上がり銘柄619に対し値下がり銘柄3530とほぼ全面安、年初来高値更新銘柄は53、年初来安値更新銘柄は174でした。
ADA指数は35.0%となり、前日の57.7%から大きく低下しました。保有株に移動平均線割れとなるものが相次いだため、それらを売却してポジションを粛々とクローズしました。
売るなら下げはじめで売らないと手遅れに
個別銘柄をみると、オークネット(3964)など、高値更新となる銘柄もありますが、それ以上に値下がり銘柄が圧倒的に多く、さらにもともと25日移動平均線を上回っていた銘柄のうち実に3分の1が移動平均線割れとなりました。もともと二極化相場の様相を呈していましたが、状況が一気に悪化した形です。
株式投資を長年やってきた身としては、この程度の下落は何とも思いません(利益が減るのでもちろん気分は悪いですが)が、初心者投資家は結構慌てふためいている人もいるみたいです。
しかし、慌てふためいたところで何の解決にもなりませんし、数日様子を見ようと、株価が下がるのを我慢していると、数日後にはすでに手に負えないほどの下落に進展しているケースも少なくありません。
ですから、私が25日移動平均線を割り込んだら問答無用で保有株を売却しているように、どうなったら売るかをあらかじめ決めておくことが重要です。そして、売るのであれば下げはじめでさっさと売っておかないと、下がれば下がるほど売るのに抵抗感が生じ、最終的には手遅れになってしまいます。十分に気を付けてください。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。