3月25日の日本株

3月25日の日本株は、寄り付きから下落して始まり、引けにかけ一段安となりました。日経平均株価の終値は先週末比474円31銭安の40414円12銭でした。
TOPIX、東証グロース市場250指数も下落しました。

値上がり銘柄1496に対し値下がり銘柄2586と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は183、昨年来安値更新銘柄は5でした。

ADA指数は66.1％となり、先週末の70.0％から低下しました。株価下落に伴い移動平均線割れとなった保有株を売却したことなどによるものです。基本は強気ですが、下降トレンドに転じた場合は速やかに売却するようにしています。

現時点では特段問題はなさそうだが

個別銘柄をみると、富士電機（6504）、FPG（7148）、日本取引所グループ（8697）、共立メンテナンス（9616）など高値更新となるものも少なくなく、日経平均株価が下落したものの全体的なトレンド転換には全く至っていない状況です。

株価がどこまで上がるのか、いつ下がるのかは誰にもわかりませんから、保有株がどこまで下がったら売る、それまでは保有を続ける、というようにルール化し、株価が上昇しても下落しても対応できるようにしておきましょう。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。