2月9日の日本株
3連休前のSQ日である2月9日の日本株は、寄り付き後日経平均株価が400円以上上昇して37000円を突破したものの、その後は売りに押され、上ヒゲをつけて終わりました。終値は前日比34円14銭高の36897円42銭でした。
TOPIXは小幅下落、東証グロース市場250指数は小幅上昇となりました。
値上がり銘柄1514に対し値下がり銘柄2553と値下がり優勢、昨年来高値更新銘柄は98、昨年来安値更新銘柄は23でした。
ADA指数は48.8%となり、前日の56.6%から低下しました。25日移動平均線割れとなった保有株の売却や、一部新規空売りを行ったことなどによるものです。
下降トレンド銘柄は見切りを
個別銘柄をみると、KOKUSAI ELECTRIC(6525)、GSIクレオス(8101)など高値更新となるものもそこそこありますが、一方で安値更新となる銘柄も少なくなく、全面高は終わり、強いものは上がり弱いものが下がる二極化相場になっています。
現状、25日移動平均線割れの銘柄が全上場銘柄の約半数まで増加していて、日経平均株価が上昇してもこの傾向は変わっていません。
マーケット全体が先にピークアウトし、その後日経平均株価が高値を付けて上昇相場が終わることはよくある話で、今回も今のところはそのような経過をたどっています。弱い銘柄は、日経平均株価が上がっても上がらないですが、日経平均株価が下がれば素直に下がりますから、日経平均株価が上がっても下降トレンドのままの銘柄を持ち続けるのは塩漬け株のリスクが高いと思います。早目に見切って、キャッシュで温存するか、強い銘柄の押し目買いなどを狙うのがよいのではないでしょうか。
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