10月31日の日本株
10月31日の日本株は、朝方は軟調だったものの、後場に入り上昇し、日経平均株価の終値は前日比161円89銭高の30858円85銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄3042に対し値下がり銘柄983と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は77、年初来安値更新銘柄は58でした。
ADA指数はマイナス13.8%となり、前日のマイナス26.1%からマイナス幅が大きく縮小しました。株価上昇により、空売りしている銘柄の買戻しや、ヘッジ空売りの買戻しを行ったことによるものです。少しずつ買い持ち銘柄が増え、空売り銘柄が減ってきています。
イベント通過後の株価の動きに注目
個別銘柄をみると、日経平均株価が弱くてもあまり下がらなくなった銘柄が多くなったと先日来申し上げていますが、31日はその傾向がさらに強くなり、25日移動平均線を超えてきた銘柄が、特に東証プライム銘柄に急増しました。
また、日銀総裁の会見にて、長期金利の1%超えを事実上容認することが判明しましたが、金利上昇によるマーケットへのマイナスの影響よりは、想定していたのと全く異なる内容ではなかったことによるイベント通過後の安心感からか、日経平均先物が大きく反発しました。
月明け11月1日以降のマーケットの動きに注目し、もし日経平均株価が25日移動平均線を明確に超えるようなこととなれば、空売りを縮小し、買いを増やすという形で対応していきたいと思います。
もう少し長い目でみれば、株価は下がる可能性が高いとは思っていますが、あくまでも「株価は株価に聞け」のスタンスは徹底し、株価が上昇トレンドになったら買い持ちをある程度は持っておこうと考えています。
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