10月26日の日本株
10月26日の日本株は、寄り付きから大きく下げて始まり、その後も下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価の終値は前日比668円14銭安の30601円78銭と、2%超の下落となりました。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄847に対し値下がり銘柄3166と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は20、年初来安値更新銘柄は37でした。
ADA指数はマイナス33.4%となり、前日のマイナス25.4%からマイナス幅が拡大しました。株価下落に伴い、保有株の売却を進めたことによります。現状、買い持ちはだいぶ少なくなりました。
株価に振り回されないためにはどうすればよいか
個別銘柄をみると、25日移動平均線を超えているのは17%程度で、残りは25日移動平均線を割り込んでおり、多くの銘柄が下降トレンドとなっています。
また、日経平均株価は24日につけた長い下ヒゲによる底打ちをほぼ否定する動きとなっていて、単に「長い下ヒゲを付けた」というだけで安易に買い向かうことがどれほど危険であるかが分かる値動きといえます。
一方、日経平均株価は10月4日の安値に再び肉薄する形となったものの、26日の年初来安値更新銘柄は意外と少なく、個別銘柄ベースでは安値を割らずに守っている銘柄が多いことを表しています。
無論、ここから日経平均株価が底割れとなれば年初来安値更新銘柄も増加すると思いますが、この価格で踏ん張って下げ止まれば、上昇に転じる可能性もあります。
このように、どちらに転ぶか分からない状況では、株価に振り回されて一喜一憂しないようにしなければ、余計な損失を被ってしまいます。
ではどうすればよいかと言えば、ルールを決めてそれを守ることです。どうなったら買うのか、どうなったら売るのかをルール化すれば、日々の株価の大きな変動に翻弄されることなく、淡々と行動することができますし、余計な損失を回避することができます。
くれぐれもSNS等で「株価は今後こうなる」系のコメントを信じるのは控えるようにしてください。将来のことを的確に予想できる人などいませんから、百害あって一利なしです。大事なことは「今後の株価予想」より「ルール」です。
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