9月26日の日本株
9月26日の日本株は、日経平均株価が大きく下落し、再び移動平均線を割り込みました。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1360に対し値下がり銘柄2632と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は75、年初来安値更新銘柄は10でした。
ADA指数は19.7%となり、前日の28.6%から低下しました。株価下落に伴い、保有株の売却や、空売りのやり直しなどを行いました。
高く始まる日には手を出しづらい
個別銘柄をみると、25日に一斉に株価が反発した、ここまで弱かった銘柄(成長株など)の多くが、26日は逆に大きく下落しました。25日の反発で25日移動平均線を超えたものの、26日の下落であっさり割り込んだしまったものも多く、下手に反発狙いで手を出すのもリスクが高いと感じました。
仮に成長株が買われるとなると、アメリカの10年物国債利回りの低下とセットになる可能性が高い(インフレ率低下、利回り低下を好感して成長株が買われる展開)ため、合わせてのチェックが必要不可欠と思います。
個人的には、今まで弱かった成長株の立ち上がりを買うというよりは、強く推移していた成長株の押し目買いの方が魅力的に感じます。やはり、資金が現に入っている強い銘柄を中心的に狙うのが今の時期はよいのではないかというのが個人的な感覚です。
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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。
10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。
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