8月18日の日本株
週末8月18日の日本株は、日経平均株価が寄り付き大きく下げて始まった後は切り返して一時的にプラス圏に復帰したものの、後場再び売り直され、終値は前日比175円24銭安の31450円76銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1038に対し値下がり銘柄2932と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は20、年初来安値更新銘柄は94でした。
ADA指数は2.9%となり、前日の5.4%から低下しました。引きつづき上昇トレンド銘柄を買い、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を実行しています。
全体的なトレンドは下向き
個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄がだいぶ増えてきており、全体的なトレンドも下向きとなっています。
25日移動平均線を超えている銘柄とその割合を調べたところ、
・全体:31.5%
・プライム上場全体 34.4%
・グロース上場全体 22.1%
となっていて、成長株の弱さが露呈されたのと同時に、東証プライム上場株も上昇トレンドなのは3分の1程度しかなく、ここから安値更新銘柄がさらに増えてくるようだと、いよいよ大きな下落への警戒を強めないといけません。
さて、日経平均株価の1日の株価の推移をみると、下がってから切り返すケースが多く、この1日の動きのみから、株価が下げ止まったかどうかを判定している投資家もいるようです。ただ、1日単位ではトレンドの転換が生じたかどうかはどうしても分かりにくく、下ヒゲが出たと思って喜んで買っても、その下ヒゲを否定するほどの下げに見舞われる可能性も大いにあります。
ですから、ちょっとくらい反発したからといって、底打ちしたと決めつけるのではなく、移動平均線を超えるのを待ってから行動した方が無難です。
とにかく、全体の3分の2以上の銘柄が足元で下降トレンドなのですから、無理をして勝負に行かず、様子見をしばらく行って変化の兆候を探るのがよいかと思います。
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