７月２６日の日本株

７月２６日の日本株は、小高く始まった後急落したものの、その後は値を戻す展開となり、日経平均株価の終値は前日比１４円１７銭安の３２６６８円３４銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は小幅に上昇しました。

値上がり銘柄１８５４に対し値下がり銘柄１９８６とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は９３、年初来安値更新銘柄は１９でした。

ADA指数は５６．０％となり、前日の５４．０％から少し上昇しました。上昇トレンド銘柄を新規買いしたりしていますが、ポジションが膨らみすぎないよう、伸び悩んでいる銘柄は一部売却しています。

強い銘柄の押し目からの反転上昇を狙う

個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が９３に対し年初来安値更新銘柄が１９と、年初来高値更新銘柄の方が多く、強気相場ではありますが、一時ほどの勢いは感じられません。

ただ、強い銘柄は移動平均線を割り込んだ後、反発して再度移動平均線を超えてきていますし、そもそも移動平均線を割り込まずに推移しているものもあります。

引き続き、成長株よりは東証プライムの大型株、かつ割安株や景気敏感株が買われる傾向にあります。買われていない銘柄を今のうち安く買い仕込むという考え方もありますが、いつまでも買われずに放置されるリスクも多分にありますので、すでに上昇トレンドに乗っている銘柄の押し目からの反発を狙うのが、資金効率的にも良いのではないかと思います。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。