７月２５日の日本株
７月２５日の日本株は、前日と同水準で始まった後、やや値を下げる局面もありましたが、引けにかけて戻し、日経平均株価の終値は前日比１８円４３銭安の３２６８２円５１銭でした。
TOPIXは上昇、マザーズ指数は小幅下落となりました。
値上がり銘柄２１７１に対し値下がり銘柄１７４５とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は１８０、年初来安値更新銘柄は１０でした。
ADA指数は５４．０％となり、前日の５１．８％から上昇しました。新規買い、および空売りの買戻しを行ったことなどによります。
上昇の初動に乗らないと買えない
個別銘柄をみると、INPEX（１６０５）やLAホールディングス（２９８６）など高値更新となるものも多く、また２５日は自動車株が軒並み大きく上昇するなど、資源・エネルギー関連や景気敏感株系の銘柄が力強い動きとなっています。
ただ、株というのは不思議なもので、株価が上がりだすとあっという間に大きく上昇して、気づいた時には買えなかった・・・ということが往々にしておきます。
例えば自動車株を、今から買うというのは個人的にはかなり抵抗があります。
ですから、今回の自動車株に限らないのですが、投資候補銘柄をリストアップして、それらのチャートを定期的に確認し、上昇の初動と思われる動き（最も分かりやすいのは移動平均線超え）となったら買ってみる、というようにすることで、適切なタイミングで買うことができるようになります。
無論、上昇途中に飛びついて買っても良いのですが、その後株価がさらに上昇を続けなければ、いずれは損切りとなってしまいますので、「大きな損を避けつつ利益を狙う」ためには、できるだけ上昇の初動に乗るようにしたいものです。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。
