日経平均株価横ばいからやや下落へー2023年7月10日の日本株

7月10日の日本株

週明け7月10日の日本株は、寄り付き後プラスとなったもののその後は下げに転じ、日経平均株価の終値は先週末比198円69銭安の32189円73銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1899に対し値下がり銘柄2052とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は65、年初来安値更新銘柄は20でした。

ADA指数は29.3%となり、先週末の30.9%から少し下落しました。下落した保有株の売却、上昇トレンド銘柄の新規買いや買い直しをした結果、トータルのポジションは少し減少しました。

あくまでトレンド確認は個別銘柄ベースだが

個別銘柄をみると、25日移動平均線割れとなる銘柄が目立ってきており、調整局面はまだ続いている印象です。

日経平均株価が横ばいから直近安値割れとなり、チャート上だけでみれば天井を付け下落に転じた形です。ただ、日経平均株価が下がっても、上昇する銘柄もありますから、例えば25日移動平均線を超えている保有株についてまで売却する必要もないと思います。

とはいえ、日経平均株価が上昇トレンドの方が、上昇する個別銘柄も多いのもまた事実ですので、日経平均株価が下降トレンドにあるうちは、あまりポジションを膨らませすぎなようにして、リスクコントロールをした方がよいでしょう。

多くの銘柄が25日移動平均線に近接してきており、ここから上がれば買い、下がれば売りという微妙な株価位置にあります。ここからどうなるかを決めつけたり予想するのではなく、動いた方向につくのが得策です。そのためには、投資候補銘柄をあらかじめリストアップし、株価チャートを定期的にウォッチして、買うタイミングが到来した銘柄を見逃さないようにしましょう。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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