4月28日の日本株
4月28日の日本株は、寄り付きから大きく上昇した後、だれる局面もありましたが、日銀の金融政策決定会合にて、現行の金融緩和策維持のスタンスを取ることが決まったと分かると上値追いの動きとなり、日経平均株価の終値は前日比398円76銭高の28856円44銭と大きく上昇しました。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄3089に対し値下がり銘柄895と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は280、年初来安値更新銘柄は17でした。
ADA指数は11.9%となり、前日の10.2%から少し上昇しました。個人的には横ばい相場継続を想定していて、弱い銘柄の空売りを厚めに入れているためADA指数は低い水準になっています。ここからさらに上昇するようであれば、空売りを外して買いメインのポジションに変更していく予定です。
日経平均株価29000円突破から30000円を目指すのか?
個別銘柄をみると、日経平均株価が3月の直近高値を明確に超えてきている割には、下降トレンドのままというものも目立ち、全面高とはなっていません。
それでも、年初来高値更新銘柄が300に迫っており、全体としては強い動きです。
日経平均株価の高値は、昨年8月に29200円台があり、ここを超えてくると30000円乗せも見えてくるわけですが、ここまで横ばい相場が継続し、高値を少し超えたとしてもそこから頭打ちになる動きが続いているので、例え29200円台の昨年8月高値を突破したとしても、そこから新規買いを積極的に行うのは遅いと思います。
すでにある程度買いのポジションを構築していて、ここから多少積み増す程度なら問題ないですが、ここから新規にどんどん買うというのは、決算発表シーズンであることも含めてリスクが高いです。
ここから本格的な上昇になった場合、全然株を持てていないのは困る、というのでしたらある程度買い仕込むのも手ですが、買うタイミングとしては遅きに失していると言わざるを得ません。
仮に横ばい相場が終焉して本格的な上昇相場に移行するとしても、本格的な上昇相場になったことが分かってから新規買いをしても遅いですし、本格的な上昇相場になりそうだと思って買ってもこれまでは横ばい相場が継続していたので、買った後株価が下がって不発に終わることが何度も続いています。
やはり、日経平均株価がまだ上がる前から、上昇トレンドの強い銘柄を買い仕込んでおくのが有効だと思います。
個人的には、買い持ちもそれなりにすでに持っていますので、ここからのさらなる上昇は、空売りを外すことにより対応したいと思いますが、騰落レシオの水準なども鑑みると、日経平均株価など指数だけが強く、個別銘柄はあまり上がらない、という可能性もあるので、やはり今からの大量の買いはリスクが高いので控えるべきと考えています。
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