4月7日の日本株
4月7日の日本株は、小高く始まった後売りに押される局面もあったものの引けにかけやや戻し、日経平均株価の終値は前日比45銭68銭高の27518円31銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2166に対し値下がり銘柄1682とやや値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は20、年初来安値更新銘柄は53でした。
ADA指数はマイナス18.7%となり、前日のマイナス19.9%から少しマイナス幅が縮小しました。株価下落に警戒したポジションとなっていますが、ちょっとポジションが偏りすぎているので、ある程度買いのポジションを増やそうと思っています。
勝負はまだ先
個別銘柄をみると、私自身が保有していた上昇トレンドの銘柄も多くが25日移動平均線を割り込み、日経平均株価以上に弱い動きのものが目立ちます。
それでも、上昇トレンドが続く強い銘柄もそれなりに残っており、そうした銘柄が全体相場の下落につられて安くなるような局面は買いのチャンスとなるように感じます。
ただ、日経平均株価が横ばいの動きを続けている限りは、投資資金の大部分を投じて勝負に行く局面は訪れないため、足元は上昇トレンド銘柄を保有して、かつポジションを膨らませすぎないようにするのが無難です。
個人的には先週はそれほど急激な円高になっておらず、アメリカ株も大きくは下げていないにもかかわらず日本株が大きく売られたのが気になります。もし外国人投資家の売りにより値下がりしたのであれば、さらなる下げにも警戒が必要です。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。