3月27日の日本株

週明け3月27日の日本株は、上昇して始まった後もじり高の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比91円62銭高の27476円87銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2468に対し値下がり銘柄1453と値上がり優勢、昨年来高値更新銘柄は32、昨年来安値更新銘柄は2でした。

ADA指数は8.8％となり、先週末の2.0％から上昇しました。新規買いや、空売りの買戻しを行ったことなどによります。心持ち買いを増やしてみました。

短期的には戻り優勢になりそうだが

個別銘柄をみると、アズーム（3496）が高値更新となるなど、強い銘柄も散見されました。また、昨年来安値更新銘柄がわずか2銘柄まで減っており、短期的には底打ちから戻り優先となりそうです。

とはいえ、日経平均株価は方向感の乏しい動きになりつつあり、上にも下にもどちらに動いてもおかしくない状況です。チャート形状からすれば短期的には戻り優勢になりそうですが、やはり引き続き上昇トレンドの強い銘柄のみを保有し、変化を待ちたいと思います。

個人的には中長期的には株価は下がると思っていますので、空売りのポジションも引き続き構築し、ロング・ショート戦略を実行していくつもりです。

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足立武志

1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』（ダイヤモンド社）など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用ＥＸＰＯなどセミナー講師多数。