1月18日の日本株
1月18日の日本株は、寄り付きから高く始まり、昼休み中に、日銀の金融緩和策の現状維持のニュースが伝わると、後場急騰しました。日経平均株価の終値は前日比652円44銭高の26791円12銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅に上昇しました。
値上がり銘柄3150に対し値下がり銘柄784と全面高に近い展開、昨年来高値更新銘柄は27、昨年来安値更新銘柄は13でした。
ADA指数は27.3%となり、前日の10.8%から大幅に上昇しました。株価上昇に伴い空売りの買戻しを行ったのと、銀行株の押し目買い始め上昇トレンド銘柄を購入したことによります。空売り銘柄もまだ結構残ってはいます。
銀行株の動きで今後を占えるか
日銀の金融緩和策現状維持のニュースを受け、金利上昇が株価にマイナスの影響を及ぼす不動産株や成長株などが大きく上昇する一方、銀行株は一時大きく値下がりしました。
ただ、日銀の金融政策決定会合が出れば、銀行株には利食い売りが出ることは、ある程度は事前に予測されていたことであり、むしろそのタイミングで銀行株を買うことができるかどうかが個人的には大きな関心事でした。
私自身、昼間の時間は研修を受けており、タイムリーに押し目を上手く買うことはできませんでしたが、悪くないタイミングでは買えたので許容範囲というところです。
さて、18日の昼は株価急騰に加え、為替レートが一気に円安に振れましたが、夜には元の水準に戻っています。また、19日の朝の時点でも円安は解消されていますので、マーケットはやはり将来的な金利上昇をさらに織り込もうとしているように感じます。
それを占うのが銀行株であり、銀行株が強ければ円高・金利上昇・株安の流れになるのではないかと思っています。
昨日のアメリカ株もNYダウが大きく下がりましたし、景気悪化に伴う株安には注意が必要です。上昇トレンド銘柄を売却する必要はありませんが、下降トレンドに転じたら速やかに売却する習慣をつけておかないと、株価の大きな下落で塩漬け株を作ってしまいますので気をつけましょう。
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