反発も上値重いー2022年12月22日の日本株

12月22日の日本株

12月22日の日本株は、寄り付きから上昇して始まった後は上値の重い展開となり、日経平均株価の終値は前日比120円15銭高の26507円87銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は小幅にマイナスとなりました。

値上がり銘柄2718に対し値下がり銘柄1174と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は11、年初来安値更新銘柄は54でした。

ADA指数はマイナス5.8%となり、前日のマイナス7.5%から少しマイナス幅が縮小しました。引き続き上昇トレンド銘柄を保有し、下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショートのポジションを維持しています。

先読みはしない

個別銘柄をみると、いったんは下げ止まった感のある銘柄が増えていますが、移動平均線を割り込み下降トレンドのままであることには変わりありません。

下降トレンドであっても、少し反発したタイミングで買って、その後首尾よく上昇すれば、良いタイミングで買い仕込めた、ということになりますが、いつもそのようにうまく行くとは限りませんし、失敗した場合は速やかに損切りをしないと、塩漬け株を作ってしまうことになります。

株式投資をしていると、どうしても先のことを予想して行動してしまいますが、想定外の事象は良く生じるのが株式投資ですし、そうした想定外が起こるときに大きな損失が生じやすいのが真実です。

したがって、「そろそろ下げ止まるから買い向かう」というのではなく、上昇トレンドに転じたら買う、それまでは安易に手を出さない、というのが個人投資家にとっては安全性が高い投資法だと思います。
株価が下がっているということは、大口の投資家が売りに回っている可能性が高いということですから、そんな状況で個人投資家の小さい資金で買い向かってもやられるだけです。
大口の投資家の売りが収まり、株価が上昇トレンドになってから買うほうが、株価が下がっているときに買うよりはるかに安全です。

もし利上げによる世界的な景気悪化懸念を株価がこれから織り込むのであれば、株価下落はこの程度では済まないでしょうから、株価が下降トレンドになったら保有株は速やかに売却し、上昇トレンドになるまで手を出さないようにし、思わぬ損失を被らないようにしましょう。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事