１１月２８日の日本株
週明け１１月２８日の日本株は、終日弱含みの動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比１２０円２０銭安の２８１６２円８３銭でした。
TOPIXも下落しましたがマザーズ指数は小幅に上昇しました。
値上がり銘柄１５３５に対し値下がり銘柄２３８４と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は１２２、年初来安値更新銘柄はゼロでした。
ADA指数は４２．３％となり、先週末の４７．１％から低下しました。値下がりした保有株を売却したことなどによります。
弱いものから下がる
個別銘柄をみると、先週末に上場来高値を更新した銘柄の多くは、寄り付きこそ高かったものの、その後は下落して陰線をつけています。正直、あまり良いチャート形状ではありません。
先週末の時点で６日騰落レシオがかなりの高水準になっていたことからも、本日の下げは当然の一服といえます。
とはいえ、トレンドの変化に至るような動きにはなっておらず、引き続き上昇トレンドの強い銘柄を保有することには変わりありません。
私は日々４００銘柄ほどのチャートをウォッチしていますが、意外と本日の下げで下降トレンドになったり、もともと２５日移動平均線すら超えることができていない銘柄も多いことに気づきました。
日経平均株価が２か月弱上昇を続けていて、年初来高値更新銘柄が連日１００を超える状況にもかかわらず、株価が上がらない、下げに転じているというのはかなり弱いと感じます。
ここからはそうした弱い銘柄を少しずつ売り始め、軽いロング・ショートのポジションに移行しようと思います。むろん、ここから株価がさらに上昇した場合は空売りは撤退します。
引き続き、明確な変化の兆候が出るまでは基本は強気、かつ弱い銘柄については空売りを検討、という状況で火曜日以降を見守りたいと思います。
２８日夜のアメリカ株はやや大きめの下げになりましたので、これに対して日本株がどれくらい抵抗力があるかも確認したいところです。
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