11月18日の日本株
週末11月18日の日本株は、前場は日経平均株価が28000円超えの局面もあったものの、後場は売りに押され、小幅安で引けました。終値は前日比30円80銭安の27899円77銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2011に対し値下がり銘柄1780とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は80、年初来安値更新銘柄は6でした。
ADA指数は33.0%となり、前日の30.2%からやや上昇しました。損切り価格をしっかり設定したうえで、強い銘柄の一部に飛び乗ってみたりしました。一方、空売りも打診的に実行しています。
下降トレンドに転じたらすぐ逃げられる準備を
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が年初来安値更新銘柄より圧倒的に多く、全体的には上昇基調が続いています。ただ、全面高というわけにはいかず、下降トレンドの銘柄も少なくありませんし、成長株や半導体関連株の一角に伸び悩みの動きも出始めています。
個人的には、高インフレ・高金利による景気への悪影響が出てくるのはこれからだと思っており、金融引き締めが続く中株価の上昇を続けるのは難しいと感じています。
無論、株価の先行きを予想して外れるとダメージが大きいですから、株価が上昇トレンドの時はそれに素直に乗りますが、下降トレンドに転じたら保有株は速やかに売却し、状況に応じて空売りを積み増して大きな下落に備えようと思っています。
思えば日経平均株価は2年近く横ばいが続いていますが、それが永遠に続くことはなく、遠くない将来に上か下かへ振れると思います。そのとき、先入観を持たず、上に振れたら買い、下に振れたら売る、ただそれだけのシンプルな行動を心がけるつもりです。
これができるだけで大きな失敗はなくなるのですが、下に振れても売らずに我慢する投資家は、将来致命的なダメージを受けるかもしれませんね。株価のトレンドに逆らわず、従って動くのが最も安全です。
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