８月８日の日本株
８月８日の日本株は、寄り付きやすく始まったものの切り返し、後場に入るとプラス圏に突入、日経平均株価の終値は先週末比７３円３７銭高の２８２４９円２４銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄１８７２に対し値下がり銘柄１９６５とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は７０、年初来安値更新銘柄は２３でした。
ADA指数は５２．０％となり、先週末の５３．１％からやや低下しました。多少の銘柄入れ替えを行った程度です。
半身で構えておく
個別銘柄を見ると、引き続き決算発表の内容を好感して急騰するものが目立ち、新日本科学（２３９５）、ロードスターキャピタル（３４８２）など高値更新となるものもありました。
決算発表が続々と行われていますが、やはり値下がりするものより値上がりするものの方が多く、今回の決算発表シーズンは無難に越せそうな感じです。
ただ、先日のアメリカ雇用統計に加え、１０日にはCPIの発表があり、その結果次第で株価が大きく動く可能性もあります。思えば５０年前のアメリカのインフレ期は、利回りが急上昇して、それが収まったと思ったら再び急上昇・・・というように、波打つように上昇していきました。それと今回が同じになるかどうかは分かりませんが、足元でピークアウトしているアメリカ１０年物国債利回りが再び上昇し、株価にマイナスの影響を与えるかどうかを注視しておきたいです。保有株については、上昇しているものを今から売却する必要はないですが、下降トレンドに転じたら速やかに売却することを徹底して、株価がここから大きく調整したとしても生き残れるように今から準備しておきたいものです。
決算発表等で急騰した銘柄は、一部利食いも選択肢に入れるとよいでしょう。
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