7月25日の日本株
7月25日の日本株は、寄り付きから下落して始まり、その後も軟調に推移しました。日経平均株価の終値は先週末比215円41銭安の、27699円25銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1614に対し値下がり銘柄2249と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は130、年初来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は39.2%となり、先週末の39.4%とほぼ変わらずでした。多少の銘柄入れ替えはありましたが、あまり積極的には動きませんでした。
強い株は結構ある
個別銘柄をみると、年初来高値更新銘柄が100を超えていて、日経平均株価が下落した割には個別銘柄には強いものが目立ちます。ただ、今から年初来高値更新銘柄を買っていけるかというと私にはその勇気はないですし、いつ天井をつけるかも分からないので、買うとしたら移動平均線からの乖離率が小さいものを選んでいます。
ただ、そうして買った銘柄が順調に上昇してくれればよいのですが、翌日にはすぐ腰折れしてしまうものも少なくなく、今のマーケットで大きな利益を出せるかどうかは、結構運の要素も強いのではないかと感じます。
また、日経平均株価はまだボックス圏で推移していますし、騰落レシオが134.4%まで上昇していますので、いつ上昇が修了してしまうか分かりません。
ですから、首尾よく上昇に乗れている銘柄を持っている場合はできるだけ保有して利益を伸ばしつつ、株価急騰等の場合は適宜利食いを入れるというのが、実践的な対応かなと思います。
個人的には、大きく上がった株を追いかけるよりは、しばらく軟調だった株の初動を狙う方が小さいリスクで大きなリターンを狙えるため、良いのではないかと感じます。
インフレもピークアウトの兆しを見せつつありますので、意外な反発の可能性も頭の中に入れつつ、臨機応変に対応できるようにしておきたいものです。
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