7月4日の日本株
週明け7月4日の日本株は、上昇して始まったあと、一時プラスマイナスゼロ圏まで落ちるも再び持ち直し、日経平均株価の終値は先週末比218円19銭高の26153円81銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2847に対し値下がり銘柄1054と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は43、年初来安値更新銘柄は27でした。
ADA指数はマイナス7.4%となり、先週末のマイナス16.0%からマイナス幅が縮小しました。空売りの買い戻しや、上昇トレンド銘柄の新規買いを行ったことによります。
下方向にベットしましたがこれは失敗に終わりそうです。
日経平均株価のトレンドが出てから動いても遅い
個別銘柄をみると、引き続きマチマチの動きで、年初来高値更新銘柄も年初来安値更新銘柄もそれなりの数出ていることからみても、強い銘柄と弱い銘柄が混在しています。
現状は、日経平均株価が25日移動平均線の下にあり、下降トレンドとなっているわけですが、ここ最近の動向からして、日経平均株価が上昇トレンドに転じてから強気になると、時すでに遅しで高値掴みとなってしまう危険性が高いと思われます。
とにかく長期間のトレンドが出ないので、買うのであれば日経平均株価が底を打った翌日の、まだ下降トレンドの真っ只中で、いち早く上昇トレンドに転じる銘柄を買う、といった迅速な対応を取らなければ利益を出すのは難しく、逆に買えば買うほど損をする、という状況が続いています。
ですから、やや逆張り気味に、強い銘柄の押し目を買うとか、一時的に25日移動平均線を割り込んだ後の再上昇を狙うなど、かなりピンポイントのタイミングで買うことができなければ利益は得られないと感じます。
ただし、そんな中で、今年に入ってずっと厳しい動きだった成長株の株価が下がりにくくなっていて、銘柄によっては上方向へ向かいつつあるものも出てきました。マザーズ指数も底堅い動きが続いていますし、アメリカの長期金利も上げ一服となっていますので、もしかしたら意外高も期待できるのでは、と思っています。
とにかくヒット&アウェイ戦法で、無理のない範囲で良いタイミングで買い、ダメならすぐ逃げる、ということを心掛け、次のチャンスを待つのが得策です。
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