6月17日の日本株
6月17日の日本株は、寄り付きから大きく下落した後、やや持ち直したものの大幅安で引けました。日経平均株価の終値は前日比468円20銭安の25963円00銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大幅に下落しました。
値上がり銘柄874に対し値下がり銘柄3066と全面安に近い展開、年初来高値更新銘柄は10、年初来安値更新銘柄は265でした。
ADA指数はマイナス13.3%となり、前日から低下してマイナス圏となりました。もともとロング・ショートだったところに、ロング(買い持ち銘柄)の下落により売却したため、空売りが残った結果ADA指数がマイナスになったということです。
ここから反発局面に入れば、再びADA指数もプラス圏に戻ると思います。
底値は狙わずトレンドが生じてからゆっくり動けばよい
個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄が200を超え、かなり弱い動きが続いています。ただ、陽線で引けているような銘柄も多く、そろそろ一旦は下げ止まって反発するように感じます。
ただし、今は下落相場ですから、例えば底値からの反発を期待して下降トレンドの中買ったとしても、株価の上昇がすぐ終わって失速してしまえば、その買いは損切りになってしまいます。
そもそも、弱い銘柄は反発局面においても移動平均線すら超えることができませんから、反発の強さを確認し、移動平均線を超えることができた時点で買いを入れた方が、数日程度の短命の反発に引っかかってつまらない損失を積み重ねることも少なくなります。
引き続き、弱い銘柄は空売りをし、強い銘柄は買っていきますし、今回の株価下落により、買えていなかった銘柄が25日移動平均線に接近したことで押し目買いのチャンスも生まれました。
いつ底を打つかとか、株価はどこまで下がるかとか、いくら考えても正解を導き出せないことを考える必要もなく、ただ株価のトレンドに従って淡々と行動するのみです。底を当てに行って失敗し下手なタイミングで買ってしまうよりは、上昇トレンドが生じてからゆっくりと買い出動すればよいと思います。そもそも下落相場は動けば動くほど損しますので、余計な動きは慎みたいところです。
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