全体的には底堅い動きだがー2022年6月2日の日本株

6月2日の日本株

6月2日の日本株は、朝方下げて始まった後はやや持ち直したもののマイナス引けとなりました。日経平均株価の終値前日比44円01銭安の27413円88銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。

値上がり銘柄1524に対し値下がり銘柄2299と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は110、年初来安値更新銘柄は11でした。

ADA指数は47.0%となり、前日の54.6%から低下しました。反発を狙った成長株や旧マザーズ銘柄の動きが非常に悪く、大きく下落するものも多かったのでそれらの買いを外したり、少量ですが空売りを実行したことなどによります。

下がりにくくはなっている

個別銘柄をみると、高値更新銘柄が110出ていることから分かる通り、チタン株など強い銘柄は結構あります。ただ、業種全体というよりはあくまでも個別銘柄ベースでの高値更新という感じで、なかなかつかみどころのないような感触です。

一方で、成長株や旧マザーズ銘柄はようやく25日移動平均線を超えたと思ったらすぐ失速してしまったり、そもそも25日移動平均線すら超えることができていない銘柄もまだ結構あります。

個人的には、成長株や旧マザーズ銘柄の反発を期待しているのですが、なかなか思うように反発してくれないので、現時点で上昇トレンドをキープしている割安株・景気敏感株系の銘柄をしっかり保有して、利益を狙っていきたいと思います。

今回の上昇がいつまで続くか分かりませんが、まだ過熱感はありませんし、アメリカ株の下落への耐性もできつつあり、下がりにくくなっている実感はあります。

戻り一杯を確認するまでは買い中心である程度攻めてみたいと思います。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事