4月21日の日本株
4月21日の日本株は、寄り付き直後から上値を伸ばす展開となり、日経平均株価の終値は前日比335円21銭高の27553円06銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。
値上がり銘柄2372に対し値下がり銘柄1444と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は41、年初来安値更新銘柄は17でした。
ADA指数は35.6%となり、前日の33.3%から少し上昇しました。多少の新規買いや空売りの買い戻しの一方、下げた株の売却・損切りもありました。引き続き上昇トレンド銘柄を保有して下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を実行中です。
再び腰折れか?
個別銘柄をみると、日経平均株価が大きく上昇して25日移動平均線を超えた割には弱い銘柄が多く、感覚的には上昇トレンドにある銘柄が下がり、下降トレンドにある銘柄が上昇した、という感じです。
21日夜のアメリカ株が大きく下落し、シカゴ日経平均先物も大きく値を下げていて、22日の寄り付きは再び25日移動平均線割れとなりそうです。
どこまで上がるか、どこまで下がるかは誰にも分からないですし、予想してそれが外れたら大損の原因になりますのですべきではないですが、ルール通り移動平均線超えで買ってもすぐしぼんでしまい結局は損切りになってしまう、という状況が続きます。
それでも、移動平均線割れとなっても損切りせずに保有を続けていたら、さらに値下がりして塩漬け株になってしまいますから、損切りはしないと危険です。ただ、あまりに損切りが続くということであれば、それはルール通り動いても利益を得られないマーケット環境にあるので、あまり安易に買わない、そして移動平均線からのかい離が大きいのであれば手を出さないようにする、といった感じで損失をできるだけ小さくするよう心掛けるようにしましょう。
そして、ルール通り動いても利益が得られないのなら、ポジションを縮小してとにかく「多少の損失は仕方ないが損失が大きくならないように抑える」ことを重視してください。
個人的には、それほど遠くない将来に株価が大きく下がると見ていますが、その時に小さい損失で乗り切ることができれば、その後のチャンスに乗ることで十分リカバリーできます。くれぐれも、株価の大きな下落をもろに喰らって再起不能にならないよう、常日頃からルールを決めて、それに従った売買をして損失の拡大を防ぐようにしましょう。
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