11月29日の日本株
週明け11月29日の日本株は、週末のアメリカ株急落の流れを受け、寄り付きから大きく下げて始まったもの、そこから持ち直して一時プラス圏になりました。ただ、後場は再び売りなおされ、日経平均株価の終値は先週末比467円70銭安の28283円92銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄426に対し値下がり銘柄3601と全面安の展開、年初来高値更新銘柄は7、年初来安値更新銘柄は531でした。
ADA指数は5.8%となり、先週末の7.1%から若干低下しました。思ったほど株価が下げなかったので、保有株の売却も限定的で、逆に新規に買った株もいくつかあります。
下降トレンドには変わりないが
個別銘柄をみると、日経平均株価とは異なり、朝方の寄り付きに安値を付けた後は陽線で引けるものも目立っていて、思っていたよりは日本株は下がらなかった、というのが印象です。
それでも、年初来安値更新銘柄が531にのぼっていて、どこからどう見ても下落相場であることは間違いありません。
一方、年初来安値更新銘柄がここまで増えると、一旦の底打ちという可能性もかなり高くなってきますので、ここから上昇トレンドに転じる銘柄が出てきた場合、ある程度は買っていこうとは思っています。
私は上昇トレンドの銘柄しか買いませんので、年初来安値更新銘柄が500を超えているという実感はあまり感じないのですが、もし持っている株が軒並み安値更新している・・・という方がいらっしゃるようでしたら、投資対象とする銘柄を見直すことをお勧めします。
今は二極化相場ですから、上がらないものはテコでも上がりませんし、逆に下げ続けてしまうものも数多くあります。その一方、今回の下落においても上昇トレンドをキープしている銘柄も、少ないながらもそれなりにあります。
日本株全体は下降トレンドですから、ポジションは小さめにしておいたほうがよいと思いますが、そんな中でも上昇トレンドの強い銘柄は保有しておきたいですし、ここから上昇トレンドになる銘柄が出てくれば拾っておきたいと思っています。
オミクロン株のニュースがしばらくは続くでしょうが、ニュースから聞こえる切迫感と、マーケットの動きはしばしば異なります。ニュースに振り回されることなく、株価のトレンドに従って行動するようにしましょう。
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