日経平均株価と個別銘柄の温度差ー2021年11月25日の日本株

11月25日の日本株

11月25日の日本株は、上値こそ重いものの終日堅調な値動きでした。日経平均株価の終値は前日比196円62銭高の29499円28銭でした。
TOPIXも上昇しましたがマザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1814に対し値下がり銘柄2033とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は32、年初来安値更新銘柄は156でした。

ADA指数は22.5%となり、前日の24.6%から少し低下しました。引き続き上昇トレンド銘柄を保有し下降トレンド銘柄を空売りするロング・ショート戦略を継続しています。

個別銘柄をみるととても勝負に行ける雰囲気ではない

個別銘柄をみると、FRONTEO(2158)、インターネットイニシアティブ(3774)など高値更新となる銘柄もありますが、全体的に見ると下降トレンド銘柄の方が圧倒的に多いです。

また、年初来安値更新銘柄が156にも上っており、日経平均株価が25日移動平均線をキープしているのとは温度差が全く異なります。日経平均株価の動きにかかわらず、今は「下げ相場」であることを認識する必要があります。

今や日経平均株価は日本株全体の動きを表さなくなってしまっています。あくまでも売買の判断は個別銘柄ごとに行うようにしましょう。日経平均株価が強かろうが弱かろうが、上昇トレンドの個別銘柄は買えばよいし、下降トレンドになったら売ればよいだけです。

円安進行にもかかわらず株価が上昇していないのも気味が悪いです。「日本売り」にも警戒しなければいけませんが、いつものルール通り移動平均線割れで保有株を売却する習慣をつけていれば、特段怖いものはありません。

無料メール講座:「上位10%の負けない株式投資」

~上位10%の投資家だけが知っている教科書に載っていない負けない投資術~

株式投資でなかなか成果が出せずに悩んでいる方・必見!

株式投資で負けないために必要な知識・情報・テクニック・ノウハウをお伝えします。

イベント、セミナー、勉強会等の情報も優先的に発信します。

↓ぜひコチラから登録してください。↓

足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

関連記事