10月27日の日本株
10月27日の日本株は、昼前にかけ売られたものの後場は戻りに転じ、日経平均株価の終値は前日比7円77銭安の29098円24銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1408に対し値下がり銘柄2367と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は22、年初来安値更新銘柄は43でした。
ADA指数は39.5%となり、前日の39.8%とほぼ変わらずでした。上昇トレンド銘柄の買いの一方、25日移動平均線割れの保有株を売ったりした結果、トータルのポジションにはほぼ変わりありませんでした。ヘッジではなく純粋な空売りも一部入っています。
上がったり下がったりを繰り返す展開に
個別銘柄をみると、リクルートホールディングス(6098)など高値更新となるものもありましたが、多くの銘柄が25日移動平均線の下に株価が位置していて下降トレンドとなっています。
さらには、直近の上げにより25日移動平均線を超えたものについてもすぐ失速して25日移動平均線を割り込むものが目立ち、とにかく明確な方向性が定まらず上がったり下がったりを繰り返す銘柄が多いため、動けば動くほどやられるという状況です。
昨晩のアメリカ株の下落により、日経平均先物は28700円どころまで下がっていて、再び日経平均株価は25日移動平均線を割り込む水準になっています。
こんなときは、ポジションを小さめにして余計な損を膨らませないようにしながら、上もしくは下に明確に動き始めるのを待つほかないと思います。個別株の多くもそうですが、日経平均株価が25日移動平均線を挟んでいったり来たりするという方向感のない動きになっていますから、下手に動かない方が良いと思いますし、買うなら横ばいのチャートではなく右肩上がりに近い形のものを選んだ方が成功する可能性は高いと思います。少なくとも足元は勝負に打って出る環境ではないことは確かです。
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