9月28日の日本株
権利付き最終日である9月28日の日本株は、日経平均株価が終日弱含みの展開で、終値は前日比56円10銭安の30183円96銭でした。
TOPIXも下落、マザーズ指数は3%近い急落となりました。
値上がり銘柄1726に対し値下がり銘柄2131とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は50、年初来安値更新銘柄は11でした。
ADA指数は36.1%となり、前日の52.7%から大きく低下しました。保有株に25日移動平均線割れとなるものが続出し、それらを売却したことなどによるものです。
ここからの下げ余地は大いにある
個別銘柄をみると、やはり昨日から物色対象が変わっているのは間違いなく、コロナ悪影響銘柄や、銀行株など割安株が強く、逆にここまで強かった成長株は軒並み下落、あんなに強かった海運株も2日間で驚くほどの下げとなりました。
私はそれらの銘柄のウェイトがかなり高いので、昨日と今日の2日間でかなり利益が目減りしてしまいました。
また、騰落レシオが150%を突破しており、ここからバブル相場にならない限り、かなり過熱感が高まっており、株価の下げ余地は極めて大きいと言わざるを得ません。
実際、マザーズ指数はすでに25日移動平均線を割れていて、個別銘柄の中にも25日移動平均線割れの銘柄が急増しています。株価の下げは押し目買いのチャンスでもあるわけですが、株価が下がっているところをあまり安易に買わない方がよさそうです。
中国の停電とか、イギリスのガソリン不足など、何かおかしなことが世界中で起こりつつある感じもしますので、ここからさらに下がってもダメージが大きくならないよう、ご自身のポジションコントロールはしっかりやっておきましょう。全力買いする場面はすでに終わった気がします。
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