決算発表シーズン後の動きに期待ー2021年8月13日の日本株と今週の投資戦略

8月13日の日本株

週末8月13日の日本株は、前日終値を挟んだ小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比37円87銭安の27977円15銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄1863に対し値下がり銘柄1936とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は87、年初来安値更新銘柄は64でした。

ADA指数は35.5%となり、前日の43.1%から低下しました。保有株に25日移動平均線を割り込むものが多く、それらを売却したことなどによります。

決算発表シーズン後は動きが良くなることが多いが

個別銘柄をみると、バリューコマース(2491)、ベイカレント・コンサルティング(6532)、SBSホールディングス(2384)、ULSグループ(3798)、リクルートホールディングス(6098)、スノーピーク(7816)など高値更新となる銘柄もそれなりにありました。

一方、年初来安値更新銘柄も引き続き多く、決算発表をきっかけに上方向に向かうものと下方向に向かうものとが明確になりつつあるように感じます。弱い銘柄にしがみつくと、さらなる下落で傷口が深くなる一方になりかねませんので、十分注意したいものです。私は上昇トレンドの強い銘柄のみ保有し、下降トレンドに転じたら速やかに売却することで、下げ相場でも損失を小さく抑え生き残ってきました。

個人的には、好決算だったものの一時的に売られた後、再度上昇に転じた銘柄や、決算内容が悪かったものの株価が上昇した銘柄に注目し、買いタイミングが到来するものがあれば買っていきたいと思います。

私は保有株につき決算発表を持ち越しましたが、その結果いくつかの銘柄は株価急落の憂き目にあったものの、決算発表後株価急騰となったり、ストップ高まで買われた銘柄の方が多かったので、トータルでみると持ち越した結果プラスになりました。
持ち越した結果トータルでプラスになるというのは、日本株マーケットの環境が良い表れですので、今後に期待したいと思います。

決算シーズンは様子見となる投資家も多いですが、決算シーズン終了後は決算内容が良い銘柄を中心に再び積極的な買いに転じる可能性も高いので、今後の明確な株価上昇が実現するかどうか、注目していきたいです。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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