7月29日の日本株
7月29日の日本株は、上値は重いものの上昇し、日経平均株価の終値は前日比200円76銭高の27782円42銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。
値上がり銘柄2331に対し値下がり銘柄1451と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は40、年初来安値更新銘柄は35でした。
ADA指数は28.3%となり、前日の26.4%から少し上昇しました。多少の新規買いや空売りの買い戻しの一方、下降トレンド転換銘柄の売却を行っています。
やはり上方向より下方向か?
個別銘柄をみると、東映アニメーション(4816)など高値更新となる銘柄もありますが、全体的に見ればバラバラの動きです。強いて言えば、成長株の一部が失速している反面、自動車株や鉄鋼株などの景気敏感株が反発しているという状況です。
また、決算発表で良い数字が出ても大きく売られている銘柄が出ており、今後同様の傾向が続くのであれば決算発表後の下落には強い警戒が必要となります。
日経平均株価は上下動を繰り返しながらゆるやかに下落していますが、やがてこれが明確に上昇もしくは下落の動きになるはずです。ここまでの個別銘柄の弱さ、また日銀が日経平均株価連動型のETFを買わなくなったことなどを考慮すると、やはり上方向よりは下方向へ向かう可能性の方が高いと感じます。
もちろん、個別銘柄ごとに動きがまちまちなので、上昇トレンドが続く強い銘柄まで手放してしまうのはもったいないですが、弱い銘柄に「安くなった」と安易に手を出すのは禁物です。
よほどピンポイントで大きく上昇する銘柄に投資できていない限りは、利益が得られない状況が続いていますので、くれぐれも無理をして勝負に行った結果大きな損失を被ってしまった、ということのないように気を付けましょう。上昇トレンド銘柄はしっかり保有を続けるが、ポジションとしてはキャッシュを多めにしておく、というくらいが良いと思います。
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