6月10日の日本株
6月10日の日本株は、朝からじり高となるも上値も重く、日経平均株価の終値は前日比97円76銭高の28958円56銭でした。
TOPIXは小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄は1854、値下がり銘柄は1885と拮抗状態、年初来高値更新銘柄は67、年初来安値更新銘柄は28でした。
ADA指数は70.6%となり、前日の64.4%から上昇しました。成長株への空売りの買い戻しのほか、成長株の新規買いを行ったことなどによります。
チャンスであればひとまず乗っておく
個別銘柄をみると、ケアネット(2150)、SREホールディングス(2980)、オープンハウス(3288)、マネーフォワード(3994)、BuySell Technologies(7685)などが高値更新となっています。
そしてここ数日目立っているのが、しばらく弱かった成長株が次々と25日移動平均線を超えてきていることです。そして先行して超えてきている銘柄も、株価がしぼむことなく伸びているケースも少なくありません。
ここから本格的に成長株が上昇することになるかどうかは、後になってみないと分かりません。でも、分かってから買うのではあまりにも遅すぎるのです。
したがって、大して株価が上がらずしぼんでしまう可能性があることを承知で、成長株が次々と移動平均線超えを果たしている事実をチャンスととらえ、ひとまずは買っておくという戦略です。
私は25日移動平均線超えを果たした銘柄から順次買っていますが、もともと上昇トレンドだった強い銘柄もかなり保有しているので、ポジションがかなり膨らんでしまいました(ADA指数で70%超え)。この状況で株価が急落すると、結構なダメージを負うことになります。
ただ、それなりのチャンスの可能性があることを踏まえ、軽く勝負に行くことにしました。もちろんダメならすぐ撤退します。
チャンスが到来したとき、そのチャンスが本物なのかどうかは後にならないと分からないのです。したがって、私はチャンスが到来したらとりあえずは乗ることにしています。この習慣を付けておくと、たまに訪れるバブル相場の初動に乗ることができるのです。
バブルに乗りたいのであれば、チャンスにはしっかりと参加しておくべきです。もし、勝負に行く勇気がないのであれば、無理のないポジションの範囲にとどめても良いと思います。チャンスが本物だったとき、全く乗れていないのと、少しでも乗れているのとだけでもかなり利益に差が出ます。
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