引き続き良くなっているー2021年6月8日の日本株

6月8日の日本株

6月8日の日本株は、朝方小高い場面があったものの、その後は売られて小幅安で引けました。日経平均株価の終値は前日比55円68銭安の28963円56銭でした。
TOPIXは小幅高、マザーズ指数は2%超の大幅高となりました。

値上がり銘柄2423に対し値下がり銘柄1345と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は103、年初来安値更新銘柄は16でした。

ADA指数は68.9%となり、前日の57.4%から上昇しました。新規買いも多少行いましたが、空売りの買い戻しの影響が大きかったです。

上昇トレンド銘柄も徐々に増加中

個別銘柄をみると、ケアネット(2150)、マネーフォワード(3994)、リクルートホールディングス(6098)、ミダック(6564)、日本郵船(9101)など高値更新となる銘柄も目立ってきています。

また、年初来高値更新銘柄が年初来安値更新銘柄を上回ってきており、上昇トレンドに転じる銘柄も増加しているなど、マーケット環境は徐々に好転しています。

私自身も、もともと保有している上昇トレンド銘柄に加え、25日移動平均線を超えたものを新規買いしていますが、そうなるとどうしてもポジションが膨らんでしまいます(実際にADA指数が70%近くまで達している)。

ポジションが膨らんだところで株価が大きく下落すると、損失も大きくなってしまうので考えどころですが、上昇がしばらく続くのであればポジションが大きい方が当然利益も増えます。

このあたりの考え方は人それぞれですが、私は利益が取れそうな時はポジションを膨らませる傾向があり、今回もそんな感じです。騰落レシオが100%を超えてきて、ひとまず上昇局面に入っていると思われるため、騰落レシオが120%を超えてくるまでは、何か変化がない限りはポジションを多めにして軽く攻めていこうと今のところは考えています。

ただし、ポジションを持ちすぎて精神的に不安になっては元も子もないので、ちょっと持ちすぎているな、と感じる方は、適正水準までポジションを調整するとよいでしょう。私は現時点で70%くらいなのでだいぶ膨らませていますが、適正水準は投資可能資金の30%~50%くらいではないかと思います。

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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