5月27日の日本株
5月27日の日本株は、寄り付きから安く始まり、下げ幅を広げましたが後場は幾分戻す展開となり、日経平均株価の終値は前日比93円18銭安の28549円01銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄1145に対し値下がり銘柄2674と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は53、年初来安値更新銘柄は163でした。
ADA指数は44.2%となり、前日の63.9%から大きく低下しました。25日移動平均線を割り込んだ保有株を売却したり、新規に空売りを実行したことなどによります。
いつ上げに転じてもおかしくはないが・・・
個別銘柄をみると、SREホールディングス(2980)、トレックス・セミコンダクター(6616)など高値更新となる銘柄もあったものの、ここ最近強かった銘柄の腰折れが目立ちました。
また、上昇トレンドが続いていた鉄鋼株や海運株の一角も25日移動平均線を割り込んでいて、日経平均株価などの指数よりもかなり実態は弱いように感じます。
一方、騰落レシオなどを見る限り、かなり安値圏にあり、いつ上げに転じてもおかしくはないものの、ここからもう一段の下げも十分考えられるところで、結局は上昇トレンドの強い銘柄のみを持つ、といういつも通りの結論に達します。
本日も年初来安値更新銘柄が163も生じていて、日経平均株価とは比べ物にならない弱さの個別銘柄がたくさんあります。少なくともこうした下降トレンドの銘柄を避けるだけで、大きな負けは防ぐことができると思います。
今は利益よりも損失拡大を防ぐことを重視すべきであり、そのためには適切なタイミングでの売却・損切りをすること、および下げ途中での逆張りの買い向かいを避けることが徹底されます。
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