4月22日の日本株
4月22日の日本株は、直近の急落の反動もあってか、大きく反発しました。日経平均株価の終値は前日比679円62銭高の29188円17銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく上昇しました。
値上がり銘柄3060に対して値下がり銘柄782と全面高に近い展開、年初来高値更新銘柄は37、年初来安値更新銘柄も37でした。
ADA指数は42.9%となり、前日の16.7%から大きく上昇しました。25日移動平均線を復帰した銘柄の買い戻しや、25日移動平均近辺まで調整していた銘柄の押し目買いをしたことなどによります。
当面の底は打ったか
個別銘柄をみると、ミズホメディー(4595)、ミダック(6564)、レーザーテック(6920)などが高値更新となっています。また、日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)など海運株が強く、川崎汽船は戻り高値更新しました。
一方で、これほどの大幅高にもかかわらず、ほとんど上昇していない銘柄や、逆に下落する銘柄も少なくなく、昨日までの急落で、強い銘柄と弱い銘柄がより明確に選別されたのではないかと感じます。
本日のADA指数が42.9%と、前日の16.7%から大きく上昇した理由は、私自身が上昇トレンドの強い株のみを保有していることに関連しています。
4月20日のADA指数45.7%から21日には16.7%まで急低下したのは、それまで上昇トレンドを維持していた銘柄の多くが移動平均線を割り込んだからです。
でも、1日しか割り込んでいないため、それほど大きくは割り込んでいません。
この状況で、本日のような大幅高となると、相対的に強い銘柄ですからしっかりと反発し、わずか1日で再度移動平均線の上に復帰してくるのです。
だからADA指数が45.7→16.7→42.9と、大きく低下した翌日に大きく戻しているのです。
相対的に強い株でも移動平均線を割り込んだらルールなので一旦は売る、そして割り込んだ翌日が大幅高なら強い株はすぐに移動平均線を回復するので買い直す・・・。その結果、ADA指数が大きく動いているということです。
まだまだ下がるかもしれないわけですから、21日の時点ではADA指数が大きく下がらなければいけない、そして22日の急反発で移動平均線を回復した銘柄については直ちに買い直す必要があるので22日のADA指数は大きく上昇しなければいけません。
もし21日に持ち株をあまり減らさなかった結果、22日に株価が大きく戻って胸をなでおろす、というのは結果的にたまたまセーフだっただけです。
仮に22日以降も株価下落が続いたなら、21日に売却するよりもかなり安く売らされることになりますし、売るのを我慢していたら塩漬け株ができてしまいます。
急落後に急反発すると、結構ドタバタしてしまいますが、逆を言えばこのドタバタをしておかないと、マーケットの地合いが急に変化したときに、対応できないし大きな損失を発生させてしまうのです。
21日に200超えだった年初来安値更新銘柄が22日には37まで減少していますから、一旦の底打ちはしたと思います。ただ、強い銘柄と弱い銘柄が明確に分かれていますから、強い銘柄に絞って投資するのが無難です。
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