4月21日の日本株
4月21日の日本株は急落し、日経平均株価の終値は前日比591円83銭安の28508円55銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も大きく下落しました。
値上がり銘柄421に対して値下がり銘柄3543と全面安の展開、年初来高値更新銘柄は13、年初来安値更新銘柄は一気に202まで急増しました。
ADA指数は16.7%となり、前日の45.7%から大きく低下しました。保有株が軒並み大きく下落し、25日移動平均線を割り込んだものが続出したのでそれらを売却するとともに、少量ながら空売りも実行しました。
8~9割方は下げ止まる水準だが・・・
個別銘柄をみると、年初来安値更新銘柄が200超えとなったことからも分かるように、株価チャートの形状は大きく悪化したものが目立ちます。
ただ、少ないながら25日移動平均線の上をキープしているものや、25日移動平均線を少し割り込んだだけでとどまっている銘柄もあります。
昨晩のアメリカ株は大きく上昇して日経平均先物も300円以上上昇しましたので、22日の朝方は大きく上昇してスタートすると思われます。このとき、当然ながら強い銘柄からいち早く25日移動平均線を回復することになりますから、そうした銘柄の買い直しは意識するべきと思います。
強い銘柄ほど、25日移動平均線を割り込むのは遅く、割り込んだ後25日移動平均線を回復するのは早いです。したがって、すでにとっくの昔から25日移動平均線を割り込んでいる銘柄ではなく、21日に割り込んだ銘柄や、まだ割り込んでいない銘柄の移動平均線からのプラスかい離が縮小したところを狙うのが有効です。とにかく弱い銘柄は無視して強い銘柄についていくことが肝要です。
テクニカル的には21日の下落で8~9割方は下げ止まる水準ですし、日経平均株価もボックス相場の下限に到達しました。将来を断定することはしませんが、ここから上昇トレンドに復帰した銘柄については丁寧に拾っていきたいと思います。
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