4月12日の日本株
週明け4月12日の日本株は、じり安の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比229円33銭安の29538円73銭でした。
TOPIXは小幅安でしたが、マザーズ指数は大きく下落しました。
値上がり銘柄1964に対し値下がり銘柄1856とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は79、年初来安値更新銘柄は18でした。
ADA指数は45.0％となり、先週末の68.2％から大きく低下しました。先週末にかけて買ったものの値下がりした中小型成長株の大部分を処分したり、大きく値下がりした保有株の一部を売却するなどしたことによります。少量ですが純粋な空売りもいれてみました。
弱い銘柄が増えている
個別銘柄をみると、アルチザネットワークス（6778）、スノーピーク（7816）など高値更新となるものも散見されますが、上昇トレンドが続く海運株が軒並み大幅安になったり、先週末にかけて上昇の機運がたかまりつつあった中小型成長株も一斉に売られるなど、出鼻をくじかれるような動きでした。
私自身、海運株はかなり保有しているのと、先週末にかけて中小型成長株を結構買い仕込んだため、それらの下落をもろに喰らった形です。
全体的に見ても、上昇が続く強い銘柄というのはそれなりにあるものの日々減少傾向にあるように思えますし、トレンドが出ずに横ばいで推移していたり、25日移動平均線を超えてもその後ほとんど上昇せず、しばらくたつと大きな下落で再度25日移動平均線をを割り込んでしまう、という動きも目立ちます。
確かに、強い銘柄に集中すれば、取れなくもないように見えますが、実際にやってみると分かる通りそれはかなり困難です。やはり、多くの銘柄が上昇トレンドを継続させる動きにならないと、なかなか利益に結びつかないと思います。
動けば動くほど小さな損が積み重なるように感じますので、ルールを無視して安易に買ったり売ったりしないこと、高値掴みしないことを念頭におきつつ、明確なトレンドが生じるまで無理せず待ちたいと思います。
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