<今日の日本株>
11月30日の日本株は、朝方高く始まったもののその後はじり安の展開となり、日経平均株価の終値は先週末比211円09銭安の26433円62銭でした。
TOPIXも大幅下落となりましたが、マザーズ指数は大きく上昇しました。
値上がり銘柄1090に対し値下がり銘柄2809と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は125、年初来安値更新銘柄は28でした。
ADA指数は75.1%となり、先週末の75.2%とほぼ横ばいでした。下降トレンド転換銘柄を売り、上昇トレンド転換銘柄を買いましたが、トータルのポジションはほぼ変わらずとなっています。
<コロナ悪影響銘柄・出遅れ銘柄の多くが25日移動平均線割れに>
個別銘柄をみると、先週末に引き続き、大型・準大型成長株の多くが高値更新となりました。日本M&Aセンター(2127)、エムスリー(2413)、神戸物産(3038)、MonotaRO(3064)、メドピア(095)、サイバーエージェント(4751)、グレイステクノロジー(6541)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)、エス・エム・エス(2175)などです。
その一方、大いに注目すべき動きとして、コロナ悪影響銘柄・出遅れ銘柄の多くが大きく下落し、25日移動平均線を割り込むものが続出したという点が挙げられます。自動車株、鉄鋼株、銀行株、建設株をはじめ、幅広い業種でそうした動きが見られました。
こうした点から、私はコロナ悪影響銘柄・出遅れ銘柄の買いは売却し、逆に空売りを入れることにしました。日経平均株価が少し下がっただけでこれほどまで弱い動きになるということは、日経平均株価が本格的に調整となった場合、かなりの下落になるのではないかと感じます。
年初来安値更新銘柄も28も出ていますし、とにかく弱い銘柄を持ち続けてしがみつくことだけは避けるべきでしょう。逆に大型・準大型成長株は非常に強い動きですので、利益をできるだけ伸ばすようにしていきたいです。
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