下降トレンド銘柄多いー2020年11月18日の日本株

<今日の日本株>
11月18日の日本株は、朝から売られる展開で、引けにかけ下げ幅を拡大し、日経平均株価の終値は前日比286円48銭安の25728円14銭でした。
TOPIXも下落しましたが、マザーズ指数は上昇しました。

値上がり銘柄1388に対して値下がり銘柄2384と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は36、年初来安値更新銘柄は11でした。

ADA指数は38.4%となり、前日の37.7%からほぼ変わらずでした。下降トレンドになった保有株を売却する一方、上昇トレンドのコロナ悪影響銘柄を買ってみました。

 

<利益をあげるのは難しい環境では?>
個別銘柄をみると、ファーマフーズ(2929)、グリムス(3150)、サイバーリンクス(3683)、JTOWER(4485)など高値更新となるものも散見されますが、全体で見ると下降トレンドの銘柄がかなり多い状況です。

日経平均株価とマザーズ指数は短期的には逆相関の関係にあることは本ブログでも度々書いていますが、昨日も日経平均株価大幅安の一方、マザーズ指数は上昇と逆の動きでした。
ただ、中小型成長株の戻りは鈍く、天井を付けた可能性が高いと思われるチャート形状をしている銘柄も目立ってきました。

また、コロナ悪影響銘柄も、先週の急騰以降に買ってもそれ以上上昇せず、逆に値下がりするものが多く、こちらも利益を上げるのは困難な状況です。

めぼしい銘柄にいくつか投資して、上昇トレンドが続く銘柄のみを残して下降トレンドに転落した銘柄は売却・損切りすることになりますが、上昇トレンドから下降トレンドに転じるものが多いため、結局はほとんど利益が出なかったり、損失となってしまいます。

それでも、高値更新となる銘柄が中小型成長株にもありますし、全く太刀打ちできない状況でもありません。今はコロナ悪影響銘柄に完全に物色対象が変化するのか、それとも中小型成長株が再び高値追いになるのか見えませんので、それぞれの銘柄群で上昇トレンドにあるものを買い、両にらみの体制で様子を見ていこうと思います。

上がっているのは日経平均株価と一握りの銘柄だけですから、「日経平均株価が29年ぶりの高値なのに私は全然利益があがらない・・・」と嘆く必要はありません。ただ、下降トレンドに転じた銘柄を持ち続けて塩漬けになることは避けるべきです。もし今後日経平均株価も天井をつけて大きく下落したならば、個別銘柄も大幅下落は免れないからです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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