<10月2日の日本株>
週末10月2日の日本株は、前場はプラス圏で推移したものの、後場になりトランプ大統領の新型コロナウイルス感染の報道により急落し、日経平均株価の終値は前営業日比155円22銭安の23029円90銭となりました。
TOPIX、マザーズ指数も下落しました。
値上がり銘柄908に対し値下がり銘柄2971と値下がり優勢、年初来高値更新銘柄は57、年初来安値更新銘柄は11でした。
ADA指数は52.1%となり、前営業日の68.9%から大きく低下しました。25日移動平均線割れの持ち株の売却のほか、新規の空売りを入れたことによります。まだ軽めのロング・ショート戦略ですが、空売りが気持ち多くなりました。
<新たなリスクが発生>
個別銘柄をみると、メディカル・データ・ビジョン(3902)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、カチタス(8919)など高値更新となる銘柄もありましたが、多くは寄り付きが高くその後下落する陰線引けとなっていて、良い形ではありません。
シカゴ日経平均先物を見る限りは、トランプ大統領の新型コロナウイルス感染のマーケットへの影響は今のところ限定的のようですが、容体の変化により株価もどう動くか全く分かりません。
アメリカ大統領選挙の行方もそうですが、結果いかんによりマーケットに大きなインパクトを与えるようなイベントは、当然株式投資にとってリスクになります。株式投資では、どんなに悪材料であっても、すでに分かっていることについては株価が即座に織り込むためそれほど心配ありません。厄介なのが、「今後どうなるか分からない」というものなのです。
基本的な私のスタンスとしては、どのような状況であっても、上昇トレンドの株のみを保有するという手法は変わりありませんが、先行きが不透明な時は、ポジションを少なめにして様子を見ることもあります。
要は、株をたくさん持っていることがリスクになるわけですから、持ち株を減らせば、仮に株価が急落したとしてもダメージを減らすことができます。
もちろん、逆に株価が急騰することもあり、その場合は利益を取り逃がすことになりますが、要は利益を取り逃がすリスクと、大きな損失を被るリスク、自分にとって避けたいのはどちらのリスクなのかを考えたうえで、自分自身で納得のいく行動をするようにしましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。