概ね順調だがアメリカ株安には注意ー2020年9月18日の日本株と今週の投資戦略

<9月18日の日本株>
4連休を控えた9月18日の日本株は、前日終値をはさんで小動きとなり、日経平均株価の終値は前日比40円93銭高の23360円30銭でした。
TOPIX、マザーズ指数も上昇しました。

値上がり銘柄2614に対し値下がり銘柄1153と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は158、年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は75.4%となり、前日の68.3%から上昇しました。一旦売却した銘柄の多くが再度25日移動平均線を超えてきており、それらを買い直ししたことなどによります。

 

<下がったら売る、下がったら買う>
個別銘柄をみると、インフォコム(4348)やネットワンシステムズ(7518)など高値更新となる銘柄が目立ちました。年初来高値更新銘柄が158まで上昇していることをみても、かなり強い相場付きであることがわかります。

ただ、銘柄による強弱もかなり存在しており、中小型成長株やIT関連株でも、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄でも、上昇トレンドの銘柄と下降トレンドの銘柄が混在しています。

それでも、上昇トレンドの銘柄数の方がかなり多く、現状は強気を維持する局面であることは間違いありません。

ただ、日本株の4連休中にアメリカ株が大きく値下がりし、シカゴ日経平均先物も大きく値を崩しています。そのため、4連休明けの日本株の動きが心配されるところです。

では、週明け持ち株を全て売るべきかと言えば、決してそんなことはありませんし、全て保有し続けるべきかと言えば、そんなこともありません。

株価は上に向かうか下に向かうか分からないわけですから、あくまでもルールに従って売買を淡々とこなすべきです。つまり、持ち株が25日移動平均線を割り込んだら売却する一方、持っていない株が調整して、25日移動平均線近辺まで下がって来たら、買うタイミングとなります。

私自身も、下がったら売却する持ち株と、下がったら新規買いする株をリストアップしています。移動平均線を割り込むほどの下落なら売却ですが、移動平均線を割り込まない程度の調整なら逆に買いのタイミングなのです。

決して、全ての株を売るべきなのでも、全ての株を持ち続けるべきなのでもありません。銘柄により値動きも強さも異なるのですから、あくまでも銘柄ごとに判断すべきなのです。

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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