やや過熱感も出始めつつあるー2020年9月14日の日本株

<今日の日本株>
週明け9月14日の日本株は、朝高後、終日高値圏で貼り付く動きとなり、日経平均株価の終値は先週末比152円81銭高の23559円30銭でした。
TOPIXも上昇しましたが、マザーズ指数は下落しました。

値上がり銘柄2760に対し値下がり銘柄1038と値上がり優勢、年初来高値更新銘柄は128まで増加してきました。年初来安値更新銘柄は1でした。

ADA指数は42.7%となり、先週末の35.9%から上昇しました。下降トレンドに転じた銘柄を売却する一方、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄のうちまだ大きく上昇していない銘柄を新規買いしました。

 

<ここからの新規買いは損失拡大リスクを回避しつつ実行>
個別銘柄をみると、チェンジ(3962)、ショーボンドホールディングス(1414)、オムロン(6645)など高値更新となる銘柄もそこそこありますが、総じて中小型成長株やIT関連株は軟調な動きでした。

その一方、出遅れ銘柄・業績悪化銘柄のリバウンドは広がりをみせており、二極化相場の巻き戻しの様相となっています。

騰落レシオが125.9%とやや過熱水準に入りつつありますから、今からガンガン強気で新規買いすることはリスクが高くなってきます。
買うのであれば、買った後反落して損切りをしないといけないシチュエーションを踏まえつつ実行すべきです。
つまり、25日移動平均線からのかい離率が小さい銘柄に絞って新規買いを行い、25日移動平均線を割り込んだら即座に売り、損失を極小化するということです。

私自身、まだ出遅れ銘柄・業績悪化銘柄をあまり持てていませんので、明日以降も移動平均線からのかい離が小さいものについては新規買いをしていく予定です。
仮に解散総選挙となった場合、株価は強く推移するケースが多いこと、日経平均株価が本日わずかながら戻り高値を更新したことなどを鑑みて、何か変化の兆候がみえるまでは強気を維持する方針です。

 

 

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足立武志
1975年神奈川県生まれ。足立公認会計士・税理士事務所代表、株式会社マネーガーディアン代表取締役。株式投資・資産運用に精通した足立公認会計士・税理士として、個人投資家への有益な情報発信に努めている。

10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。

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