<今日の日本株>
週明け6月22日の日本株は、朝方安く始まるも後場は上昇に転じました。引けにかけやや売られたものの、日経平均株価の終値は先週末比41円52銭安の22437円27銭でした。
TOPIXも小幅安、マザーズ指数は上昇しました。
値上がり銘柄1789に対し値下がり銘柄1947とほぼ拮抗、年初来高値更新銘柄は69、年初来安値更新銘柄は1でした。
ADA指数は49.8%となり、先週末の46.5%から上昇しました。上昇トレンド銘柄の新規買いを行うなどしました。
<押し目を狙えば強い銘柄も買えるチャンスは十分ある>
個別銘柄をみると、アイティメディア(2148)、メドレー(4480)、伊藤忠テクノソリューションズ(4739)、ヤオコー(8279)など高値更新となる銘柄もそこそこ出ています。
先週来申し上げているとおり、現在は中小型成長株やコロナ恩恵銘柄が強い一方、コロナデメリット銘柄は反発を終え、再び下げに転じているものが目立ちます。
さて、これから株を買おうというとき、上昇トレンドにある強い銘柄を買おうとすると、すでに移動平均線からのかい離が大きく買えない、ということが多々あります。
しかし、そこから時間が経過すると、押し目を形成して移動平均線からのかい離がかなり縮小することがあります。そのタイミングなら買うことができます。
また、銘柄によっては一度25日移動平均線を割り込んだ後再度25日移動平均線を超えてくるものもあります。この場合も買いのタイミングになります。
私は日々400銘柄の株価チャートをウォッチしていますが、毎日10銘柄くらいは、移動平均線からのかい離が小さく、買いタイミングとなっているものが見つかります。
下降トレンドの出遅れ銘柄は避け、上昇トレンドの強い銘柄についていくべきで、かつ移動平均線からのかい離が小さいタイミングで買うようにすれば、失敗したとしても小さな損失で収まるでしょうし、成功したらかなり大きな利益に繋がる可能性も十分にあります。
しっかりとバブル相場に乗っていきましょう。
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10万部超ベストセラーの『株を買うなら最低知っておきたい ファンダメンタルズ投資の教科書』(ダイヤモンド社)など著書10冊超。楽天証券「トウシル」でのコラム連載11年、570回超。日本経済新聞社、楽天証券、マネックス証券、日本取引所グループ、資産運用EXPOなどセミナー講師多数。